コンクール撮影から舞台鑑賞まで

コンクール撮影から舞台鑑賞まで

昨日、土曜日は名古屋にてバレエコンクールの撮影でした。
200人強のエントリーで次々と未来のバレリーナたちの演技が続きます。

どの子もじょうずできっとすごく練習をしてきたんだろうなあ、と頭の下がる想いです。
けれどその中でも特に魅力的な子がいて。それを感じる感覚はみな同じのようです。
カメラマンからすると「とても撮りやすかった」というなんとも勝手な意見ですが。。

自分の好きなバリエーションや苦手な曲。
(それとどうしても眠くなってしまうものもあって)。
これまた勝手な思い込みを頭の中で整理しながら、小さなパも含めて。
コンクールはとても細かく撮影します。
終わった帰りの新幹線はもう胸いっぱい。で帰路につきます。

さて、翌日日曜日は。
お世話になっている先生が舞台にでられるのでウキウキしながら劇場へ。
演目は『海賊のグランパドドゥ』。

始まりから美しさに釘付けになったのですがベールをとった瞬間の先生の表情は、今日の夢に出てくる事間違いなしです。

おかしな表現しかできない自分の乏しさに悲しくなるのですが『初めて先生の眉間のしわを見た!』という
(伝わるかしら。。)
奴隷という役にすっぽりと入り込んでいるその憂いの表情は胸を一撃。
『どきり!』とやられてしまいました。
足の先までのデリケートな使い方、指の先までの繊細さ。しっかりと絞られた体。

『徹底して魅せてくれる』
これがプロなんだ。。とじんわりと、こっそりと赤鼻をすすりました。
レベランスのときには、私!思い溢れて両手をあげてを振りまくりです。
(たぶん見えたはず!)

コンクールからこの舞台までの9月土日の二日間。
たっぷりバレエを楽しみました。
お腹いっぱい胸いっぱいですが、それでもいろんな余韻にひたりつつ。
頭の中ではたくさんのバリエーションが流れつつ。
撮りたい踊りたい、と思いながら。
さあ。ストレッチがんばるかな。

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