感動したから映像に残したくなる
この夏の撮影が無事に終わりました。
昨日、7月に撮影させていただきましたお教室様にはサンプルブック等をお送りさせていただきました。
8月に発表会を開催されたお教室様、順次整えてお送りさせていただきますので
もうしばらくお時間ください。
先日ご一緒させていただいたビデオ屋さんと今夏最後のお仕事。
ちょうど先々週、「まだあまりビデオの注文がはいっていなくて。。」と心配そうにされていましたが
今日お会いすると、「本番後に問い合わせが殺到して!」と喜ばれていました。
お互いまだ納品の準備ができていないので、早く仕上げなくては、鼓舞しあい別れたのですが
帰りの車の中で「あ〜なるほど!」と気づき、思い出すことがありました。
昨年は「無観客」で開催されることが多く
「無観客だとせめて写真やビデオは残したくなるだろうね」と、そんな声を周りで聞きました。
無観客では、実は無機質に舞台が流れていくこと。心臓が飛び出てしまいそうな緊張感、はあまりないこと。
「もう一度!」と言うこともあったり。
私自身も初めてのこと、様々な経験をさせていただきました。
写真はいつもと変わらず撮影しますし、後処理もいつも通りに仕上げお届けをさせていただきました。
「無観客だから映像を残したくなる」ということではなく。
「客席で見ていて感動したから、写真やビデオを手元に置いておこう」
と思うのが人の心の自然な流れなのかな、と思います。
頑張っている姿を見たから、楽しそうな笑顔で踊っていたから。
実際に目で見て心が動かされたから、その時の写真やビデオを残しておこう、と心が動くのだと。
人間の記憶はそれほど定かなものではないですし、そのための写真やビデオ という
役割があって、その専門のカメラマンがいるのだと思います。
「物の価値と対価、を天秤にかけて、物の価値が対価を超えると人間はその物をお金を支払って買うんだよ」
ずっと昔にいた会社の上司から教わったことです。
その理屈がとてもわかりやすく、頭の中で絵にしていたのでよく覚えてます。
対価が全てではないけれど、せめて心を少しだけでも「ゆらゆらっ」と動かせるような
素敵な写真が撮れるといいな、と思います。
翌年になっても、卒業しても、
「この時頑張っていたな、楽しかったな。」
と記憶を呼び起こす手掛かりくらいになれるように。
記録的に舞台を写真に残すことはもちろん大事で、それは本当に大事なこと。
プラスα、写真にできることはいろいろあるな♪
STUDIO HYGGE
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