「後ろ姿は撮りますか?」
と。
これは新体操の撮影の時に他のカメラマンさんから聞かれたこと。
「新田さん、後ろ姿は撮りますか?どうしますか?」と。
何年も前なのでしっかり覚えていないのですが、たぶん
「後ろ姿が綺麗だな、と思ったら撮ってあげてほしい」と答えたような気がします。
今思い返すと、なんとも曖昧な無責任な返事ですが。。
新体操では、後ろ姿になることが多くて(スクエアのフロアだから??)
それでも、美しいな、と感じる背中だったり醸し出す雰囲気だったりで
構わず後ろ姿もシャッターを切って構わず納品します。
バレエの舞台の中でも。
例えば、「キューピッドのVa.」なんかでは、後ろ姿も素敵なシーンがあります。
下手の前方から上手後方へ、ピケターンでくるりくるりと踊ります。
その背中は、ぴしゃりとしていてとってもきれいです ❤︎
例えば、「キトリ3幕のVa.」も。
中盤から後半の踊りへ移動する時、バッチを打ちながらの後ろ姿。
これも、バッチを打った足がぴしゃりと揃って、手もすっと伸びて。
これも「後ろ姿」で完結している美しいシーン!
これはすごく写真のマニアックな部分ですが。
新体操の時は、フロアの後ろに抜けがあるので、よく言う「背景にボケがある写真」に。
なので(これは自論ですが)後ろ姿がすごく「映える」「成り立つ」ような気がします。
(全くの自論ですよ!)感覚的に「当然ありありだな ♪」と思う迷いない写真。
バレエの舞台では、背景はホリだったり舞台セットだったり、踊り子さんと後ろとの距離がないので後ろ姿がなんとなく「シーンとしてありかな」というくらい、入れるに迷う1枚になります。
コンクールでは、流れで全てのパを撮るので後ろ姿ももちろんどんどんとお客様へお渡しします。
さて、一体発表会ではどうなんだろう??
(と。昨日思い立ってブログに書いてみました。)
例えば。エシャッペの2番で立った時と5番でアテールに降りた時。
両方重要なのですが、アテールに降りた時、綺麗な5番に入っていれば?コンクールではこちらもお渡しします。
発表会では、もしかしたらシャッター音の関係で撮らないかもしれません。
後ろ姿からずれましたが。
後ろ姿も、1枚の写真として完結できていればお客様へお渡しします。
「後ろ姿、美しいな」と感じてしまったら、シャッターを切ります。
で、後日になっても「後ろ姿、美しいな」の気持ちが続いていたら
お客様へお渡しします。
最後に余談。
迷いなくお渡しできる後ろ姿のカット。
よくある、チビちゃん達の後ろ姿。(もうこれは何年前の写真でしょう!)
これは、間違いなく!お渡しします。
右に左に♪♪ フリフリと頑張ってます!なんて可愛いのかしら!
STUDIO HYGGE
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