小さな病気の話 ①
先日の「小さな病気のお話」です。
夏前に右胸に小さな乳がんが見つかりました。
5年ほど前の検診で怪しいものが見つかり、その後は半年に一度。
必ず検査を受けていたため、かなりの早期発見。
こんな小さな悪いものを見逃さず、見つけてくださった先生に本当に感謝です。
大きな病院へ行き、細かな検査を手術の話とその後の話等々。
私の不安は右側でしたので、撮影の時に右腕を長時間上に上げて撮影をしなくてはいけないこと。
それともう一つ。元どおりにレオタードを着れるのだろうか?という不安がありました。
仕事のこと、バレエのこと。心配事は隠さずに主治医の先生に話しました。
どのくらい胸を切るのか、それによって腕は自由に動くようになるのか?
胸の形にはどのくらい影響が出るのか?
夏の繁忙期の合間を縫って、細かな検査を続け。
最終的に、やはり発見が早かった、ということで
最低限の部分切除、と放射線治療のみ、ということで手術の日程も決めていただきました。
仕事は空いている週末がなかったため、友人に撮影をお願いしていくつかを調整。
しかし退院後の週末が秋の運動会時期と重なり、どうしても代わりの人がいない2日間ができてしまいました。
その2日間だけを乗り切れれば、と。
そのことも先生にお話をしました。(かなりこのことはしつこく。。)
「100%とは言えないけれど、99…%は、この日に退院ができるはずだから。
退院翌日には写真が撮れるようにするから、安心して」
と言っていただきました。先生の言葉を信じて、入院の準備をはじめました。
溜まってしまっているデータをきちんと整理をして納品すること。
周囲のことにミスがないか、チェックをすること。
最低限の周囲の人に状況を話し、1週間ほど不在にすることを伝える。
でも大丈夫だから、すぐに連絡をするから、と約束をすること。
おそらく着れなくなってしまうであろうレオタードは友人に譲っておくこと。
家は母と兄だけになってしまうので、猫のご飯を準備しておくこと。
髪の毛を短く切っておくこと(看護師さんが髪の毛を洗ってくれるそうだったので簡単にできるように)
入院前にレッスンにたくさん通って、筋力をつけておくこと。
気持ちが決まると、流れに乗ってやるべきことを淡々と済ませていけます。
「手術・退院 → お仕事」という、確固たる目標があるから、それは意外と楽な作業でした。
コロナ渦真っ只中でしたので、カバンとリュック2つを持って、
一人病院に行き、入院生活をはじめました。
この時は「これでようやく解放されるんだ」という希望でいっぱい。
やっと心配事を少し減らすことができる、という喜びすら覚えていました。
6日間の入院生活の始まりです。
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